ＦＸ攻略トレード 【通貨の選び方＆相場④】

【発表前に結果を織り込んでいるケースに注意】

経済指標カレンダーでの重要イベント前にはいろいろな憶測が流れてきます。しかし実際にその通りになっても予想通りの動きにならなかったり、時には反対の動きになることもあります。こうした憶測が出るということは、すでにその方向へ動いていることが多いです。結果発表で憶測が現実になったとしても、すでに価格は動いてしまっているので、結果では動かないというケースは多々あります。

重要イベントの時は結果だけを注視してトレードするのではなく、発表前の動きを見ておくことで、結果を織り込んでいるかどうかを判断した方がいいですね！！

【実は簡単そうで難しいレンジ相場】

特に損切り幅の設定には慎重になるべきですね！！

上値、下値が狭い範囲でレンジ相場は小さな利幅で何度も利益を出しやすいのですがブレイクしたときに（レンジ相場から急激な動き）になったとき、コツコツ稼いだ利益を一気になくなってしまい、さらに大きな損失となるパターンがあるので十分に注意したいですね！一気に利益をだせるときもありますが・・・(^O^)／

【キャリー取引の解消は強烈な逆回転を起こす】

世界的な株価急落で誘発する！！

キャリー取引はファンディング通貨を借入れる、いわば資金調達をしているので、将来のどこかのタイミングで取引を打ち切り返済する必要が出てくる。ＦＸではファンティング通貨を買い戻す必要がありキャリーの解消はそれまでの相場の強力な巻き戻しとなる。こうした巻き戻しを誘発する最大の要因のひとつにグローバルでの株価の急落で、多くの投資家が既存のポジションの巻き戻しを加速させる。

もちろん、ＦＸのポジションは売りからのトレードで収益確保を狙いたいですね

ドル円もしくはクロス円でのトレード！！

◆キャリー取引とは・・・

金利の低い通貨で資金を調達し、金利の高い通貨に交換してその金利差で利益を生む方法のこと

◆ファンディング通貨とは・・・

低金利の通貨で資金を調達し、高金利通貨等で運用を行うキャリートレードにおいて、資金調達に使われる通貨は！！

スイスフランと円が代表格として使われる通貨になります☆彡

【実は債券市場と為替市場はリンクしている】

米国債券市場（１０年債）の金利の動きに注目すると・・・

為替の動かす要素のひとつに金利があるが、長期金利は債券市場で決まります。債券の入札が好調で買いが多ければ、既発債にも買いが入り債券価格は上昇し金利は低下に、逆に買いが少ない時は債券価格は下がり金利は上昇します。この金利の動きに応じて為替も動くため、事前に注目された債券入札が好調な通貨は金利低下から売られやすく、不調な通貨は金利上昇で買われる動きになる。特に米国債券市場は世界最大の債券市場で定期的な新発債の入札も含め金利の動きが為替市場に大きく影響します。

米国債の推移は見ていた方がいいですね！！

◆債券市場とは・・・

国債・地方債、政保債、普通社債、外債などの債券が取引されている市場

【格付の信用が為替にも反映される】

ＦＸは各国の政治経済の比較で動いています。格付が良い国は通貨は買われ、格付が引き下げられた場合は売られます。こちらの発表も日頃チェックしておいた方がイイですね！！

【クーデターは通貨の売り要因】

通常の政権交代異なり、クーデターはその国の通貨売り要因になります。経済は政治の安定が大前提であり、政治が不安定だからこそクーデターが起きます！！クーデターがおこれば当該国からの資金流失につながり、その通貨を売って、他の通貨を買う動きが加速していきます。