FX攻略トレード 【通貨の選び方&相場①】
【左側の通貨で取引】
米ドル円はUSD/JPYと表記される決して円ドル(JPY/USD)にはならない。これは左側の通貨が右側の通貨ではいくらの価値があるかを示すものです。また、取引において左側の通貨を売買していて、その相手が右側通貨だということ!!つまり米ドル円なら、米ドルを買うのか売るのかを考えて、結果的に円高になったり円安になったりする。この点からも日本円で考える習慣から離れ、基軸通貨米ドルを意識することが重要になります。
【まずはドル買いか売りかを考える】
米ドルが世界の基軸通貨として貿易決済や投資に使われているのは事実。よってトレードの際には、最も世界に影響力のある米ドルが買われているのか売られているのかを優先して考えことで、相手通貨となる米ドル以外の通貨の動きが見えてくる、
【6つの主要通貨を取引する】
流動性が高く取引の基本となる通貨ペア
主に上記の6ヵ国が主要通貨とされている。世界の貿易取引ではこの主要通貨で決済されることがほとんどで、FXでもこの主要通貨の動きを見ることが基本となる。FXでは主要通貨以外の通貨も取引できるが流動性やスプレッドの問題もあるため、まずはこれらの主要通貨を取引するのがおすすめです!!
※特にドルとの組み合わせは「ドルストレート」と呼ばれていて値動きの基本となる
【流動性が最も高いのはユーロ/米ドル】
流動性の高さは安定した取引につながる。米ドル・ユーロ・英ポンド・円の4つの主要通貨の組み合わせが取引が多い(全体の50%を占める)この中でさらに取引が多いのはユーロ/米ドルになります。取引が多いということは潤沢で極端な値動きになりにくいということになります。また、トレンドができれば続きやすいということでもあり値動きが安定的なので誰もが取引しやすい通貨ペアと言えます。
取引に慣れないうちはこれらの通貨ペアを主に選ぶといいですね!!
【通貨ペア別取引高】
- EUR/USD 23%
- USD/JPY 18%
- GBP/USD 9%
- AUD/USD 5%
- USD/CAD 4%
- USD/CHF 4%
- EUR/GBP 2%
- EUR/JPY 2%
- EUR/CHF 1%
【クロス通貨ペアでは少額の投資に変える】
クロス通貨は値動きの振れが大きい
クロス通貨は2つのドルストレートの掛け合わせて合成されるため、ストレート通貨より値動きが大きくなる傾向がある。クロス円の場合、ストレート通貨の米ドル円よりクロス通貨であるユーロ円やポンド円の方が値動きが大きくなりやすい。クロス通貨は利幅も増えるが損失幅も大きくなります。このためストレート通貨よりレバレッジを下げ損切り幅を広めないと簡単にストップロスになってしまいます。
- ドルストレート・・・米ドルを含む通貨ペア
- クロス・・・米ドルを含まない通貨ペア
【考え方】例えば・・・EUR/JPYのクロス通貨の場合は!!
(EUR/USD)×(USD/JPY)=EUR/JPY